熱いうどんの恋しい季節
熱いうどんが美味しい季節になりました。
豊橋、豊川には多くのうどん屋があります。
そば屋ではなくてうどん屋です。
子供の頃から、お客さんが来て店屋物と言えばうどんでした。
昼前に来てくれるお客さんが神々しく見えたものです。
高校生の頃も私たちの味方でした。
豊橋松葉公園近くの勢川本店で食べる煮かけうどん定食350円がいつも腹一杯にしてくれました。
置かれている刻みネギを山ほどかけ七味を色が変わるくらい振りかけ、添えられた生卵はご飯にかけるか熱いうどんに落とすかは私たちの自由でした。
いつもこの350円でしたが向かう道すがら想像力を掻き立てる350円でした。
東京大阪の中間、両方の出汁のうどん屋があるようですがこのうどん定食には色濃い東京出汁のうどんが合います。
うどんを食べ残った汁にご飯、生卵をぶち込んでズルズル食べて若者の胃袋は炭水化物で満たされ午後からの活力になりました。
ところが57歳、この年齢そうはいかなくなりました。
残念ですがご飯は遠慮します。
ネギはお代わりして汁まで飲み干し風邪とはしばらく無縁で過ごせそうです。
今週の豊橋も寒かったですよ。
夕の宴
羽曳野の道の駅まで時々出かけます。
葉付きの生きの良い大根を見つけ求めました。
早速美味しくいただく準備です。
大根は皮を剥き食べやすい大きさに切ります。
私たちだけの食なので面取りは無しです。
出し汁(水、酒、砂糖、出汁の素、うす口醤油)
ここで大根を30分ほど煮ます。
少し面倒ですが、皿に取り出して粗熱を取ってください。(味が滲みます。)
この出し汁に豚コマ、油揚げ(好みで何でもよいと思いますよ。)
豚の臭み取りで鷹の爪を一本入れました。
生姜があればそれでも良かったですね。
粗熱の取れた大根を投入、30分ほどで美味しくいただけると思います。
その間に洗った葉を刻み、ごま油にニンニク、鷹の爪を香りが出るまで炒めて茎、葉と炒めていきます。
好みで刻んだ油揚げを一緒にします。
醤油、酒、砂糖で味付けをして出来上がりです。
大根は多めに作った出し汁と一緒に食べます。
残りは明日朝の雑炊となります。
頂き物の玉乃光と美味しくいただきました。
明日は稽古です。
ゆっくり身体を休めて明日に備えます。