近ごろ街で見かける光景
元来女性の服装には無関心に近く、もちろん知識も乏しい。
しかし、私なりの、年代なりの女性の服装のイメージというものはある。
こんな事をここで書くことは世の女性のひんしゅくを買いそうであるが、勇気を奮って声をあげたい。
『年齢なりの服装をして下さい。』
昨日梅田を歩いている時のことである。
その後ろ姿はどう見ても二十代の後ろ姿の二人が私の前を歩いていた。
同じような髪型、よく似た服装で姉妹かと思える二人であった。
そしてなんともタイミングよく手袋を落とした。
『お嬢さん、手袋を落としましたよ。』
私は手袋を拾い言った。
そして、振り返った二人の顔を見て言葉を失ったのである。
似ているはずであった。
どう見ても親子であった。
見てはいけないものを見てしまったような、本来そこにあるべものが無かったような『ウソ〜』ってな感じだったのである。
手袋を渡して私は立ち去った。
なり振り構わず取り組んできた子育てを終えたお母さん達が持つ願望であるのかも知れない。
でもたしなみというか、限度というものがあると思う。
親子連れに限らず最近よく見るシーンと思う。
女性がオシャレをすることで元気になる、健康になる。
そして、外を出歩く事で日本の経済活動が上がりいい事ばかりかも知れない。
でも、でもである、私には少しばかりの心の準備というものが欲しい。
東梅田のよく行った喫茶店で美味しいコーヒーを飲み、心を整理して帰宅しました。
以上
大寒
暦の上では一年で一番寒い時期なのでしょうが関西はさほど厳しい寒さを感じることのない毎日です。
私は風邪を引くことがあまりありませんでした。
しかし、昨年は不覚のインフルエンザを罹患し今年から風邪に気を付けています。
一枚多く着て、睡眠時間を取る、くらいなんですが。
今のところ大丈夫なようです。
でも今年の一番の良薬は裏の畑の方かも知れません。
ゼネコン出身、早期退職して家業の農業を継いでいる私より年上の方です。
希薄なご近所づきあいの中、同じゼネコン出身ということもあってかよく話をします。
そして野菜をいただきます。
今年はたくさんのミカンをいただきました。
私の故郷愛知県三河地方は名産地の三ヶ日が近いこともあってミカンを作っている農家が多いです。
この時期晴天の続く三河地方では山々に植えられたミカンの木々がオレンジ色の実をつけて美しい風景を作っています。
家には毎年箱でミカンが常備されていましたが私はあまり好きではありませんでした。
温かくなる頃には箱の隅っこにはミドリ色に変わったミカンが寂しそうに転がっていたのを思い出します。
八尾の住宅街化している中に残された畑のミカン、あまり期待はしていなかったのですがほどよい甘さと美味しさ、私好みの味でした。
普段は自分からミカンに手を伸ばすことはないのですが、今冬は過去10年間に食べた量に匹敵するほどのミカンを食べました。
これで今年は大丈夫だろうと思っています。
大寒、寒い時は寒く、暑い時は暑くなければ出来るはずのものが出来ず、売れるものが売れなく、困る人がいるでしょう。
地球の大きな時間の流れの中、たまたま今年は温暖な年だった。
そんなふうに振り返って思える未来が来ればいいな、残される子供たちに決してSF映画のような未来が待っていないようにと祈る今日この頃です。
今日は仕事はお休みです。
朝からカレー煮麺をいただき一日のスタートです。