母のグループホームへ向かう道は人の歩かない畑の間の農道です。 名も知れぬ誰が愛でるであろう路傍の花が春を囁き咲き乱れていました。 私は花の名前をあまり知りません。 子供の頃、まだ兄が元気だった時分のことです。 母、兄と三人で自転車を漕いで近く…
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