2017-09-13 9月13日 朝露をまとう稲 露で濡れた稲がきれいだった。 歩きながら母の話を思い出していた。 農家の手伝いをしていた母は、早朝からの田仕事の休憩時に伯父貴の吸うピースの香りが何とも良かったと。 たぶんこんな時期だったのではないだろうか。 湿潤な朝の空気に漂ようピースの煙、濡れた畦に腰を下ろしての休憩だったのだろう。 今は亡き伯父、母のその時の様子が思い浮かぶ。 認知症の母を故郷山形に連れて行ってやりたい。 楽しかった想い出がたくさん甦ってくるだろう。 なかなか思うに任せぬ現実との狭間で心痛む日々である。