大阪の街を歩いて思うこと
大阪の街は大阪です。
昨日の休み、約束をしている大学同窓生の沓澤君に会いに梅田まで出かけました。
少し早く出かけてアバンザのジュンク堂に向かう途中の出来事でした。
ドーチカで広島から来た車椅子のお兄さんと遭遇しました。
スロープを苦労して上がってるのを目にして素通りは出来ないでしょう。
本題はそこからです。
位置はドーチカ入口近く、彼に行き先を聞くと、曽根崎新地のホテルです。
どうも最近できたホテルのようで私に全く認識はありませんでした。
近くにエレベーターがあればすぐと思い大阪市営地下鉄の職員に聞くと要領を得ません。
仕方なくスマホの言うことを聞きながら北新地駅の手前のエレベーターから地上に出て車椅子の彼と話しながら15分くらいで目的地に到着しました。
簡単に分かる表示は無く、驚くほどエレベーターがありませんでした。
地下鉄の職員には外国人相手の英語の勉強ばかりでなく、自分達の職場の回りのビルのエレベーターの所在を勉強してもらいたいと思いました。
金をかけてエレベーターの新設ばかりが方法じゃないと思います。隣接の施設と協力すればもっと親切な地下街となるんじゃないでしょうか。
地上を車椅子で移動すると歩道に止める自転車でこれまた大変でした。
駐輪場の多寡の問題じゃないです。
だから大阪の街は大阪なんだと、憤りと言うより悲しさを感じ彼と別れました。
沓澤君と会う前に会社の先輩がお仲間とやっている展示会に寄り、美味しいワインをご馳走になり、待ち合わせの場所に向かいました。
写真はその先輩と作品、現役時代の固い角は落ち、すっかりユニバーサルデザイン化されていました。