泉佐野で考える
人はそれぞれである。 決して一様ではない。
いろんな人間がいると最近つくづく思う。
若者、年寄りという枠にはめて考えてはいけないようである。
持って生まれた資質ばかりでなく、長くとも短くとも生きてきた軌跡でさまざまなのであろう。
父が生前よく言っていた。
『困った時はお互いさまだ』と。
弱いものイジメや弱い人間を見捨てておけない人であった。
自覚しているのならばとことん人の世話になれとも言っていた。
借りを作り、力を蓄えて誰かにその借りを返していけばいい世の中になるぞ、とも。
父の生前のどんな軌跡がそうさせたのかは知らない。
生きている間にもっと話をしておけばよかった、酒を酌み交わしておけばよかったと考える今日この頃である。