東京の梅
東京で見る梅は初めてかも知れません。
縁がなかったのもあれば、東京にいた頃は花で心を動かすような余裕が無かったのかも知れません。
興味の向く方向が違っていたのもありますね。
当時は若かったですから。
要は齢を重ねました。
従姉の告別式までのあいだにウロウロして見つけた梅です。
多くの駆けつけてくれた参列者に別れを惜しまれて滞ること無く終了しました。
従姉宅の近所の梅です。
従姉も毎年見ていた梅かも知れません。
もう確かめようもない事を一人つらつら考えながら歩きました。
さて、今これからです。
過去を振り返っても従姉は喜びません。
前を向いてまっすぐ歩き、いつか雲の上で一緒に梅を見ながら酒を酌み交わしたいですね。
道ちゃん、お世話になりました。