3月17日本日のメニュー
台湾のお土産の話(その二)
初めてのしかも一人での海外旅行でした。
空気も匂いも違う松山空港に降りてカルチャーショックを感じていると台湾の母、黄絢絢に確保され、自宅まで連行されました。
空港の近くにお母さん、兄弟家族と一つのビルで生活しており、その一室で三週間を過ごしました。
黄さんはお母さんの面倒を看ながらシングルの生活を続けています。
家族思いの素晴らしい方です。
その日はお兄さん一家と居間でテレビを観ながらくつろがせてもらいました。
日本と一緒だなあと小学生の息子らと台湾の番組をぼんやり眺めていると、ホカホカ湯気の上がる大皿が運ばれて来ました。
台湾のスナックよ、食べなさいと言われ小学生たちと一緒に手を伸ばしましたが一瞬手が止まりました。
なんと鶏の頭と足の甘辛煮でした。
さすがなんでも食べる大陸の人達だ、と瞬時に色々考えながら、こりゃ食わんわけにはいかんだろうと足に手を出しました。
見よう見まねで皮と骨についた肉をしゃぶりさると次は頭だと促されます。
同じように皮を食べ、ガラ入れに捨てようとすると一番美味しいところを残すなと言われました。
小学生のマネをして頭蓋骨をかじり脳味噌をすすりました。
これもカルチャーショックでした。
美味しいかと聞かれ、自分に正直でない私は「うん、うまい!」と元気よく答えていました。
そしてこれが悲劇の土産の話と続きます。
もうみなさんお判りですね。
では続きはまた次回に。
マカロニサラダ 280円
イワシの煮付け(二尾) 300円
ザーサイと春キャベツの和え物 350円
白たまりの焼きそば 380円