わが故郷
愛知県豊川市を中心にこの付近で高校まで生活しました。
飯田線小坂井駅です。
太平洋岸の気候でこの時期はいつも晴れています。
豊川の河岸段丘の一部でこの小坂井町は名前の通り段丘の坂があり、地下水が豊富な地域です。
老人ホームにいる母の容態が思わしく無く、また頻繁に帰郷しています。
駅から歩いて母のところに向かう道すがら懐かしいモノとすれ違います。
山葡萄の実です。
カラダに悪そうな色で子供の頃から口にした事はありません。
カマキリ、俳句の季語では『拝み太郎』と言うそうです。
雰囲気ありますよね。
写真の少し高架になってる名鉄本線の上り、下りは地上を走っています。
分かりづらいのですがこの奥に単線の飯田線があり、ちょうど列車が走っています。
そして写真を撮っている私の背中には東海道線があります。三線が地上で一番接近している付近です。
こんな青空の下、豊川のお母さんたちは毎日布団を干し、洗濯物の乾き具合を心配する事なく子育てをし、家事をして仕事もして日々を送っています。
時間がゆっくり流れています。