雨の通天閣
さて、昨夜は合気道の稽古の日でした。
夏休みを控えて昨日が終業式だったそうです。
そのためか子供たちはお休みが多く、子供たちは小学五年生の男の子一人きりでした。
一般の稽古に入ってもらい一緒に稽古しました。
普段はなかなか話をする時間は無く、ちょうど良い機会だと思い会話する中、合気道を始めた動機を聞くと、『強くなりたいから。』と素直な言葉が出て来ました。
原点だと思います。
大人は何かにと適当な理由を言います。
でも、男であれば『強くなりたい』という動機が一番だと思います。
そこにたどり着くいろんな理由もあるかも知れませんが自分が強くない事を皆知っているんだと思います。
彼の言う『強くなりたい』の真意は分かりませんが喧嘩のために合気道はあるわけではありません。
続いていくうちにいろんな事がわかると思います。
まずは健康な身体に健康な精神は宿ってくれることでしょう。
そして同世代や異性や目上の人や強い人弱い人と稽古していろんな事を考えてください。
一生のうちに一度くらいは自分の本当に大切な人を守らなければならない機会に遭遇するかも知れません。
その時に何をするか、しなければいけないのか自身で咄嗟の判断が出来るように自分を鍛えてください。
合気道は喧嘩のためにあるわけではありません。
でも強くなってください。
私が応援します。
一般に混ざっておじいちゃんやひいおじいちゃんと変わらないであろう方とも稽古して、いつも一緒の優しいお母さんと帰って行きました。
私も合気道を始めた動機を思い出してみましたがやはり『強くなりたい』からだったと思います。
そして今、誰よりも強い生きる力を合気道からもらっているのかも知れません。