我が良き友よ
昭和57年の新入生の勧誘時の写真です。
大学二年でした。
私は写ってません。
前の3人が同期です。
了解も得ずに登場願いましたが、多分文句は出ないでしょう。
さて、皆違う道を歩いています。
当然ですが。
卒業して33年、めったに会うことはありませんが、会えば全くそれまでの時間を感じる事はありません。
今回私の大阪の友人の仕事を応援してくれます。
東京での援護射撃は心強いばかりです。
今だに頼りない私を助けてくれる同期に感謝します。
「友達だから感謝などいらない。」と言ってくれるのも嬉しいばかりです。
いつかまた東京の空の下、安い居酒屋で我を忘れるまで二人で飲みたいものです。
あの頃を思い出して。
食と美
家内の指示で東大阪にあるケーキ屋に車を走らせました。
お客さんもいないようなので家内について私も店内を覗いてみました。
女性のパテシエらしい店内、美しいゼリーとジャムの瓶に目は惹きつけられました。
視覚での美しさが味に関係すると重々分かっているつもりですが、この瓶詰めの色、童心に帰ってしまうような美しさは私の料理にはありません。
いつか私もこんなに美しい料理を作ってみたいものです。
なぜか高校時代に母の作ってくれた茶色い弁当を思い出しました。
職業婦人である母が忙しい朝毎日作ってくれた弁当です。
文句を言う事なく完食して帰りましたが、記憶は茶色い弁当です。
ギッシリ詰めたご飯に梅干しだけが色違いでした。
40年も前のことです。
今のお母さん達が作る弁当とは違います。
冷凍食品もありません。
苦労したに違いありません。
煮物が中心、生野菜など勿論なく育ち盛りの好む肉ならば豚の切り落としの焼肉、マルシンハンバーグ。
茶色になりますよね。
ひもじい思いをする事なく、丈夫な体に育て上げてもらいました。
このタルトの茶色の集団、派手さはありませんが美味しいんでしょうね、きっと。
そのうち気が向いたらコーヒーの友にしてみたいと思います。