2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今年は四月一日が月曜日です。 なんとなく嬉しいですね。 38年前の四月に大学へ入学して合気道の稽古を始めました。 四月が来るたびにあの時の新鮮な気持ちを思い出すことが出来ます。 実家を離れる寂しさや新しい生活に対する期待やらが、この春の冷たい空…
写真は近所で毎年見る八重桜です。 こんな風に色が混ざるのが不思議です。 この時期、いつも立ち止まって見入ります。 この美しさも永劫ではなく、やがて枯れ朽ちて落ちます。 それが自然です。 柏は時期になって吹いてくる芽を守って格好悪くぶら下がります…
愛知県田原市、田原城址のソメイヨシノです。 まだチラホラです。 兄が田原市に移り住み八回目の桜です。 最近やっと桜として認識して眺める事が出来るだけの気持ちのゆとりが持てるようになりました。 この桜もずっと私を見てくれていたのでしょう。 物を言…
夕方、家内に連れられて八尾の焼き菓子屋さんに行きました。 私が自ら入る場所ではありませんが、磨かれた窓、可愛らしい扉を見ただけで女性の経営者であろうとわかります。 店中も清楚な感じで雰囲気は良く、閉店に近い時間です、品数はそれほど多くありま…
いただき物の餃子です。 まるまる太ったこの餃子は栃木県は宇都宮からやって来ました。 薄めの皮にたっぷり詰め込んだ野菜の多い肉餡、美味しかったですよ。 やっぱり餃子が大好きですね。 キャベツ、ニラ、ニンニクと豚肉のバランスで家庭での味は千差万別…
父が他界して愛知県豊川市から連れてきた父の愛猫である。 名前は『トラ』兄貴が命名した。 茶トラ白猫なので『トラ』て間違ってはいない。 おっとりした性格の良い猫である。 父の最期に近づき、その先を決めかねていた父を安心させるように家内が引き取る…
我が家から八尾道場へ行く途中、今を盛りと力一杯花を咲かせています。 私は花も詳しくありません。 これが彼岸桜なんでしょうか。 桜の寿命は人と同じほどだと物の本で読んだことがあります。 だとすれば一年に一度必ず注目を浴びる桜って植物を羨ましく思…
東京で見る梅は初めてかも知れません。 縁がなかったのもあれば、東京にいた頃は花で心を動かすような余裕が無かったのかも知れません。 興味の向く方向が違っていたのもありますね。 当時は若かったですから。 要は齢を重ねました。 従姉の告別式までのあい…
お彼岸の中日の昨日、道ちゃんは旅立ちました。 誰もが必ず迎える定めです。 でも少し早過ぎますよ。 残されたお母さんが可哀想です。 もっと話しておくことがあったような気もします。 自身の老後のことも心配してましたよね。 秀樹に頼もうか、なんても言…
3月20日、特に何かあっただろうかと思い起こすが特に何も無い。 大学三年のこの時期にエジプトまで出かけた。 北アフリカに漠然と憧れを持っていた。 砂漠に子供の頃から憧れがあった。 北アフリカの地中海沿いの砂漠と海岸、砂浜の境はどうなってるんだろう…
母のいるグループホームから毎月届く連絡便です。 母の入所から約8年間、100枚近く私の本棚に積まれています。 読み返す事もなく、ただ積んであるばかりのこの便りに安堵感を感じています。 どこの施設でもこんな事をしているのか確かめた事はありません。 …
母の姉の娘、私の従姉です。 今、天に召されようとしています。 東京の病院で可愛がっていた甥に付き添われ病と闘っています。 障害を持つ兄しかいない私にとっては本当の姉のような存在でした。 子供の頃、兄の診察での上京はいつも品川戸越銀座の道ちゃん…
昨日、一昨日と化学展への出展メーカーのお手伝いに行ってきました。 年一度の全国で持ち回りの学会、関西では久し振りの開催との事でした。 会場はサラリーマン時代に時々仕事で行っていた神戸の大学でした。 参加者は大学、メーカーの化学者と化学者の卵ば…
昨日のブログ、大阪での合気道仲間の訃報が頭から離れないまま仕事を終え帰宅すると見覚えのある字の一通の手紙が届いていた。 大学時代ともに汗を流した濱田君だ。 明治大学合気道同志会は当時創部して間も無く、同じ市橋師範の指導のもと主将だった濱田君…
昨夜、訃報が届きました。 合気道仲間の気の良い人生の先輩でした。 額縁作りを生業とされていました。 いくつかお願いして作ってもらっています。 トーベヤンソンの作品を入れたこの額もそうです。 これが出来上がった時、家内に「こんなのはどこに行ったら…
肉まんがずっと好きです。 私が物心ついた頃に今のような蒸し器とともに店の軒先に登場したと思います。 初めて食べた時のことを覚えています。 寒い冬に母が兄と私に買ってくれました。 ほかほかの肉まんです。 世の中にこんなに美味いものがあるんだと思い…
私はあの日会社を休んで静岡の兄の主治医のもとへ向かっていた。衰弱しつつあった父と発作を頻発する兄を車に乗せてである。施すことのない兄に気休めの言葉といつもの処方箋をもらい実家近くの調剤薬局まで戻って来た時だった。車が揺れた。その時は強い風…
昨日3月10日は道明寺天満宮で催される『梅まつり』の行事の中、毎年行われている奉納演武の日でした。 当阿倍野道場からも小学生を含め5名が参加しました。 あいにくの小雨の中での奉納演武となりましたが、皆さん普段の稽古通りしっかりした演武を披露して…
先日、いつもお世話になるご近所の農家の方から美味しいミカンをたくさん頂戴し、昨日愛知に帰省の折、『うなぎパイ』を買って来ました。 夕方お礼にお届けして帰宅し、しばらくすると、農家のご主人が山ほどの『若ごぼう』を持って来てくれました。 二人き…
昨夜は稽古、金曜日の夜はいつも人は少ないのですが、年度末で皆さん忙しいのか熱心なお母さんがお一人と、小学1年となる弟と4年になるお姉ちゃんを連れて来たご両親のご家族四人の見学、体験の、計五名のお相手をさせていただきました。 見学、体験が続きま…
人に伝えることは難しい。 仕事でも、合気道の稽古でも。 いつもここで書いているが、合気道には素直さが必要だと思う。 人に教えを乞うということは素直になるのは当たり前のことであろう。 しかし、大人は皆目的が違うためなのか、なかなかそうはいかない…
子供の頃からインスタントラーメンが好きでした。 まだ幼稚園ぐらいの頃、忙しい母と夕食はよくインスタントラーメンで済ませて社宅の共同風呂に母に連れられ、もちろん女湯に入って、おばさん達に「秀ちゃんのお腹大きいね、何が入ってるの?」と聞かれ元気…
一昨日3月3日、当阿倍野道場の審査日でした。 現在、小学一年生をはじめに72歳までの13名、全員が初心者でスタートしました。 私と家内、参段の女性指導員での指導です。 ここまで皆さんが楽しくやってきてくれた事を心から嬉しく思います。 楽しくなければ…
『夢と理想』、似て非なるものと思う。 軌道修正が可能なのが理想であろう。 夢は一本筋を通して持ち続けたい。 どちらもなるならないは二の次である。 それに向かって進むことである。 しかし、向かって進んでもどうにもならないこと、例えば強く切望してい…
日曜日の夕方、子どもの頃。 早い時間の夕餉はいつも憂鬱だった。 それを無理矢理忘れるために6時半から始まる『サザエさん』そして午後9時の『日曜洋画劇場』までを何かに憑かれたように見入っていた。 もちろん宿題などしていない。 淀川長治が映画の最後…
先日入籍して夫婦としての契りを結び、今日合気道の仲間にその報告のパーティーを催す二人がいる。 その二人に祝いの言葉を述べたい。 あなたたち二人がこの世にいるのは、あなたたちのご両親がいたからです。 父の背中を見ながら、母の献身を受けながら、両…
『菠薐草』ほうれんそう 私の未知の漢字でした。 いつもの俳句投稿サイトの兼題でした。 なんだか最近、難しい兼題が出て来ます。 俳句結果はいつものように並でした。 お便りコーナーで採用された文章です。 兼題『菠薐草』 十代よりほぼ看護婦一筋で生きて…