桃の思い出
冷蔵庫の大きな桃をみて40年前を思い出しました。
高校二年の夏休みに愛知県豊川市から母の実家の山形県南陽市赤湯まで行って来ました。
自転車で、ウロウロしながら1,500キロ近くを一カ月かけて往復しました。
暑かったはずですが記憶にはありません。
1日100キロ〜150キロ、シンドかった記憶もありません。
とにかく、一人で自由に見たいものを見ながらひたすらペダルを踏み、引く、踏み、引くです。
大井川を渡り、箱根を越えて東京の排気ガスにまみれての旅です。
そのうち道中の記憶を載せます。
本日は桃。
東京からは国道4号線を北上し、福島から13号線で赤湯に向かいます。
この坂道がキツかったです。
水筒の水は無くなり、今のように自販機が当たり前のように何処にでもある時代ではありせん。
山形と福島の県境あたりだったと思います。
そこで出くわしたのが街道沿いに桃売りの軽トラでした。
氷水で冷えた桃を買いました。
甘くジューシーで私の喉の渇きを癒してくれました。
桃の本当の美味さを知った日でした。
その日から私にとって桃の存在は特別なものになりました。
みなさんも食べ物に思い出ってありますよね。