干し納豆
ご存知ですか、『干し納豆』です。
納豆で有名な水戸がある茨城県の友人から頂いたものです。
美味であり、私の好物です。
お店をやっている時にもお客さんには喜んでいただいていました。
大袋で頂いたのを小分けしてカバンに入れいつも携行する今日この頃です。
数粒を口に含みしばらく舐めながら一粒づつ噛み砕いていきます。
普段食卓に並ぶ納豆の食感とは違い歯ごたえがあり噛みつぶすほどに塩辛くない納豆の味が口に広がります。
小腹の空いた時に重宝しています。
酒のアテにもよく、私には必需品となっています。
古人の知恵で生まれた郷土の味、子供からお年寄りまで喜ばれてきた干し納豆、保存性の良さ、健康ブームの今、関西でも納豆需要の高まる中そのうちスーパーやコンビニで見かける日は来るのかも知れません。
金曜日の夜
金曜日の夜は格別ですね。
なるべく早く仕事は切り上げて家族の待つ自宅に向かうもよし、仲間たちとネオン街に消えていくもよし、ですね。
サラリーマン生活を懐かしく思い出します。
残った仕事を来週に残すか、残業して片付けて気持ち良い週末を迎えるか。
嫌な事を報告して来週に持ち越さずに気分良く飲みに行くか若いサラリーマンの頃いつも迷いました。
明日できる事は明日する、上司に不快な思いのまま週末を迎えさせたくない思いやりを持ち、私の週末は二日酔いと後悔の念でいつも満ちていました。
今考えるとその頃は取るに足らないような事に傾注していたように思います。
ずいぶん肩に力が入っていたようにも思います。
でも、必要な事だったのでしょう。
二十代には二十代の三十代には三十代の悩むべき事があるはずです。
そして年齢を重ねる毎に悩みは難解かつ複雑化していきます。
しかし人も時間と経験とともに強くも狡猾にもなりストレスに強くなります。
人として、サラリーマンとして通過すべき道を通って来たわけです。
若いみなさんには、逃げる事なくその時でなければ感じ、悩めないことを体感してもらいたいです。
そして次のステージに立って欲しいです。
人生は何もしなければ長く、でも頑張っていればあっという間に過ぎていくものです。
私も今感じなければならない事を感じ、悩まねばならね事を悩み残された歳を重ねていきたいです。
そんなこんなを考えながらの金曜日の夜もいいものかも知れません。
稽古の夜、いつものいかした定食屋さんはお店の都合で早じまい。
やむなく近所のラーメン屋さんでそんなこんなを考えながらのひと時でした