子供の耳
母のもとに帰りました。
いまだに単線の赤字列車、経費削減のためワンマンで走らせています。
尻の痛くなるボックス座席に座り発車時刻を待っていると、先に家族で隣のワンボックスを占領している就学前であろう男の子が車内アナウンスに過剰に反応しています。
『ワンワン列車、ワンワン列車』と。
可愛いらしい耳を持っているなぁと思いながら、同時に子供の頃の息子のことを思い出しました。
阿倍野に住んでいた当時、阪堺電車に乗せると◯◯◯◯電車やて〜と大はしゃぎしていたのを思い出したのです。
子供って敏感だなっていつも思います。
そして、素直だなって。
でも息子は私に似て少し変わっていますね。
その時恥ずかしいなぁと思いながら、こりゃオレの子だなあと実感しましたから。