大寒
暦の上では一年で一番寒い時期なのでしょうが関西はさほど厳しい寒さを感じることのない毎日です。
私は風邪を引くことがあまりありませんでした。
しかし、昨年は不覚のインフルエンザを罹患し今年から風邪に気を付けています。
一枚多く着て、睡眠時間を取る、くらいなんですが。
今のところ大丈夫なようです。
でも今年の一番の良薬は裏の畑の方かも知れません。
ゼネコン出身、早期退職して家業の農業を継いでいる私より年上の方です。
希薄なご近所づきあいの中、同じゼネコン出身ということもあってかよく話をします。
そして野菜をいただきます。
今年はたくさんのミカンをいただきました。
私の故郷愛知県三河地方は名産地の三ヶ日が近いこともあってミカンを作っている農家が多いです。
この時期晴天の続く三河地方では山々に植えられたミカンの木々がオレンジ色の実をつけて美しい風景を作っています。
家には毎年箱でミカンが常備されていましたが私はあまり好きではありませんでした。
温かくなる頃には箱の隅っこにはミドリ色に変わったミカンが寂しそうに転がっていたのを思い出します。
八尾の住宅街化している中に残された畑のミカン、あまり期待はしていなかったのですがほどよい甘さと美味しさ、私好みの味でした。
普段は自分からミカンに手を伸ばすことはないのですが、今冬は過去10年間に食べた量に匹敵するほどのミカンを食べました。
これで今年は大丈夫だろうと思っています。
大寒、寒い時は寒く、暑い時は暑くなければ出来るはずのものが出来ず、売れるものが売れなく、困る人がいるでしょう。
地球の大きな時間の流れの中、たまたま今年は温暖な年だった。
そんなふうに振り返って思える未来が来ればいいな、残される子供たちに決してSF映画のような未来が待っていないようにと祈る今日この頃です。
今日は仕事はお休みです。
朝からカレー煮麺をいただき一日のスタートです。