母の故郷の味
『山形グミおきたまデラウェア』
ネーミングにご苦労されたのではないでしょうか。
コンビニで新商品のチェックを怠ることの無い家内について歩き見つけたグミです。
山形県の南部、内陸に位置する赤湯は、夏は田の緑、そしてそれを見下ろすようにある低い山々にはブドウ棚が濃淡の緑のパッチワークと化し美しく張り付いています。
以前はその真ん中に白竜湖が鎮座し田の緑、その周りの山々を従えているようでした。
私はその鳥瞰をおじさんが手塩にかけてきたブドウ棚のある山の上から飽きることなく眺めたものです。
このグミ、大阪の味覚糖の商品です。
以前在籍した会社が建てた工場で作られたものかも知れません。
置賜のデラが私が知らないだけでブランドとして力を蓄えてきたということでしょうか。
そうであればおじさん達には喜ばしいことです。
果物の中で一番好きなのはこのデラだと言う母も喜ぶことでしょう。
母の口にもこの甘酸っぱさを運んで感想を聞いて、これまで何度も何度も聞いた赤湯の思い出話しをまた聞きたいと思います。