私の習慣
もう二十年近く前から続けているので習慣と言ってもいいのでしょう。
必ずカバンにハガキと万年筆を入れています。
ハガキ、手紙をよく書きます。
最低でもハガキを週に2枚、母と兄に送っています。
母のアルツハイマー症がスタートし、少しでも脳のトレーニングになればと思い母には書き始めました。
二人が施設で生活を始めて寂しい時もあるだろうと思い兄にも送り出しました。
今では兄は毎週楽しみにしているようです。
私の周りにも何人か手書きの通信にこだわる人がいます。
決してSNSの否定論者ではありません。
手段の一つとして使い分けにはこだわりたいですが。
いつも目についた絵葉書は購入して、官製ハガキのストックもあり、掃除中発見した料金改定前のハガキも不足料金を足して使っています。
この官製ハガキ、以前は薄色の罫線の入ったものがあり横罫を好んで使ってましたが、数年前に無くなりました。
需要が無く、株式会社となった日本郵政は容赦なく切り捨てたんでしょうね。
私には寂しい限りでした。
SNSはたくさんのお金をかけずに誰でもこうやって情報の発信が出来る、世の中を変えた素晴らしい技術です。
しかし、内容によっては直接会って話すか、手紙なんではないでしょうか。
そんな私の勝手に信じるモラルみたいなものが崩れかけている現状はSNSの弊害だと思います。
手書きの通信が好きです。
ボールペンより万年筆、万年筆より鉛筆が好きです。
新幹線ものぞみよりこだまが好きです。
平成から元号が変わる今、昭和なんてはるか昔のことのようです。
でも、手書きの通信に加えて昭和の時間であったり、昭和の礼儀などは残っていってもらいたいです。
なんだか年を取ったようです。