友人へ贈る
合気道の友人が週末就職試験に挑みます。
昭和60年私が社会人になった年、世はバブル期でした。
就職は正社員が当たり前、給料も必ず毎年上がる、そんな時代でした。
そんな時代だったからか、皆が優しかったように思います。
良い意味での年功序列は成り立っていました。
先輩は仕事を教えてくれ、飲みにも連れていってくれました。
給料の多い分還元してくれてるような感じもしました。
でも、戦後の厳しく苦しい時代を乗り越えてきた先輩たちがいたのも大きかったかも知れません。
皆さん優しかったです。
まだ能力の劣る私たちはカラダをはって仕事で返しました。
今時信じてもらえないような長時間に加えての休日の出勤でした。
でもその頃、将来への不安など感じたことはありませんでした。
どこで世の中が変わってしまったか、過去を知る必要はありますが、その是非を論ずることに意味はないと思います。
今を生きるしかありません。
自分を信じて努力を続けるしかありません。
残された数日、悔いを残さぬよう準備してください。
結果よりもまずは今が大切かもしれません。