八尾の桜
我が家から八尾道場へ行く途中、今を盛りと力一杯花を咲かせています。
私は花も詳しくありません。
これが彼岸桜なんでしょうか。
桜の寿命は人と同じほどだと物の本で読んだことがあります。
だとすれば一年に一度必ず注目を浴びる桜って植物を羨ましく思います。
しかし、これから花が散って青い葉が伸びて夏を迎え秋には色が変わり冬散りゆきます。
単調な繰り返しで人の生きるだけの年数を重ねるのです。
それと比べると人間の一生には単調なルーチンに加えて進学やら、就職、結婚、子育て、親の介護と選択可、不可のオプションが付いてきます。
桜は虫が来ようが、台風や日照りが来ようともジッと立ったまま耐え続けなければなりません。
私は考えて日々生きる人間であって良かったと思います。
自身の努力で先を切り拓くことが出来る人間で良かったと思います。
でも、共通しているのは日々を懸命に生きることですね。
何があっても前を向いて進もうと八尾に戻って桜を眺めて一人、明日からを思います。