スタンディングみや(でした。)

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マーボな夜

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一昨夕急な激しい雨に出会いずぶ濡れになりました。

ひさびさに風邪を引きました。

歳をつくづく感じます。

 

昨夜の夕食に麻婆風ナスを用意しました。

本格的な夏に向けてたくさんのナスビが店先に並んできます。

汗をかくくらいの辛さの麻婆ナスを食べたら風邪もどこかに行くかとの思いでした。

家庭料理です。

ナスビが美味しく口に入ればいいでしょう。

分量はいつも適当です。

昨晩は中くらいのナスビが5本、あとは豚ひき肉200gくらい、ニンニク、豆板醤、鶏がらスープの素、水50ccくらい、酒50ccくらい、砂糖大さじ1杯、酢大さじ1杯です。

まずはひき肉を少量のサラダ油で炒めます。バラバラにせずとも固まりが残るくらいの方が食べてる感があって好きです。そこにナスビを投入して蓋をして時々かき混ぜながら蒸し焼きにします。

ナスビはあまり小さく刻まない方がいいです。大きすぎず、小さすぎず、私は食べやすい一口大に揃えます。

火が通ったら一旦皿に移して調味です。

軽く水洗いしたフライパンにゴマ油、これにニンニク、そして豆板醤を炒めます。油が飛び散りますが、この作業で味が違ってきます。少しの焦げが味となります。

ここに酒、鶏がらスープの素、砂糖、酢を入れ、皿に移していたナスビとひき肉を戻しグツグツ煮ます。

味見してナスビに味がしみたところで水に溶いた片栗粉でナスビから出て来ている水分と調味料のスープにとろみをつけて出来上がりです。

刻みネギや山椒が最後に入ったらもっと美味しくなりますが昨夜は冷蔵庫に白ネギも無ければ山椒も無かったのでそのままです。

家庭料理です。順番が多少変わろうと、多少材料が揃わなくても大丈夫です。

大切なのは、豆板醤を炒めることと麻婆は煮込み料理だということだと思います。

焦げは味となります。

カレーを作る時に炒める玉ねぎの焦げがカレーの美味さだといつも思っています。

 

合気道の動きの中で決して外してはならない細かな指の動きがありますが、それとも似ているように思ったりもします。

 

とにかく家庭料理です。

美味しくみんなの口に入ればそれでいいと私は思っています。

そうすれば中国の麻婆のチャオチャオおばさんも喜んでくれるに違いありません。