冬空のもと
柿の木の先に実がいくつか残っていて気になっていました。
鳥のために残しておいたんですね。
人と自然の共生です。
鳥は柿の実をついばみ種を遠くに運ぶかも知れません。
違う場所で芽吹く新芽は種の保存につながっていくかも知れません。
でもカラスでも来なければ大きな柿の種はクチバシで運ぶのは無理ですね。
とりあえず写真のヒヨドリ達はお腹いっぱいになったのでしょう。
優しい地主さんなのだと思います。
地主さんは野鳥たちのために実を残し、種はその強い生命力でまた野鳥たちの腹を満たすかも知れません。
自然界の中にいる私たち人間の間にも同じようなことは起こっているようです。
今年も多くの人と知り合いました。
多くの人から力と勇気をもらい、知らないうちに人に力と勇気を与えていることもあったようです。
持ちつ持たれつが人生であり、持ちつ持たれつが自然のようです。
頑張りすぎずに頑張りましょう。
一人で生きている訳ではありませんよ。
寒い冬空のもと、ヒヨドリと柿が教えてくれました。