稽古を終えて伺った書展
仕事を終えて合気道の稽古、そしてその後、長くお世話になっている人生の先輩が極めていらっしゃる書道の個展に行ってきました。
私が決して書くことの出来ない素敵な漢字が並んでいました。
『関』、入り口にあるこの一枚が頭から離れません。
教員だったこの先輩は多くの若者に関わって来ました
夜間の工業高校の教員として教壇に立ち、一度は教頭をしておりながら現場に戻りたく、一般の教員に戻ったそうです。
最後まで生徒との関わりを大切にしたかったそうです。
関わりの『関』であり、先輩の人生の道程の中にある関所でもあった『関』だったのでしょう。
事あるごとにその関所で自分の歩いてきた道程を確認したのでしょう。
書の善し悪しなど判断出来る器量は持ち合わせませんが、そんな私でも納得してしまう迫力のある一枚でした。
書を愛し、お茶を愛し、酒飲をこよなく愛するその生き方を見習いたい先輩です。