當麻寺の中将餅
このところ疲れ気味の毎日でした。
仕事が休みの昨日、家内に誘われて久しぶりに足をのばました。
お店で熱いお茶をいただき、丁度良い甘さの草餅を口にしました。
甘いものが大好きな訳ではないのですが、この餡子の餅と番茶の相性の良さはよく分かります。
たぶん誰が食べても同じでしょう。
草餅だけではダメ、もちろん番茶だけでもです。
引き立てあう二つ、人間でも同じですね。
脇役がいるから主役はいます。
主役の個性は一つですが、脇役によって見え方が変わってきます。
主役の個性を最大限に引き出してくれるその人にあった脇役が名脇役なんだと思います。
だから主役が相手によっては脇役になることもあっておかしくはありません。
この中将餅、いつ行ってもお客さんは途切れず店員さんは忙しく動き回っていますが、私のわがままを聞いて頂けるならば、主役ともなり得る美味しいコーヒーも置いてくれたら足を運ぶ頻度は高まるような気がします。
家内はこの時期だけのぜんざいを頂きました。
この名脇役の塩昆布、以前の役者とは代わっていたように思います。
私の勘違いかも知れませんが… 。