スタンディングみや(でした。)

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合気道と料理

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レシピを見ながら料理を作ることはあまりありませんでした。

食べたものを舌と目で感じて『こうだろう』と思って真似して作っていました。

合気道もそんなところがあると思います。

繰り返し稽古する基本の動きや基本技が土台となります。

そして、この基本の動きと基本技が正確に身につけば応用は出来るはずです。

基本の動き、基本技が理解出来れば技の流れから自分がその時どう動かねばならないかは自ずと分かるはずです。

 

料理の『煮る焼く味付け』は失敗しながら覚えました。

その失敗が料理の基本を教えてくれたと思います。

人間が作り上げたものです。

試行錯誤して土台を作り上げさへすれば誰でも料理は出来ると思います。

 

合気道も同じです。

まずは基本を身につけるために繰り返し繰り返し同じ動作を正確に稽古し、自分のものにして咄嗟に動けるようにまでしなければなりません。

そののち、自分の身体や特性に合わせてアレンジすればそれが自分の技となり、料理でのその人の味になっていくと思います。

 

合気道も料理も『これしかない』というのは無く、相手が納得する技であり、納得する味であると思います。

それにはすべて土台が関わり、一番大切なことです。

すべては物事の中心となる基本を身につける事だと思います。