愛知の空
この時期らしからぬ天気が続きます。
昨日愛知県豊川市にいる母のもとに帰りました。
なかなか定着しない梅雨空に変わり濃い色の青空を途中のサービスエリアで見上げて思い出していました。
子どもの頃住んでいた社宅の隣に福井県からのご家族が転勤で引っ越しされてきました。
父のいた会社は福井県に本店があり、福井県出身の方がわりとたくさんいらっしゃいました。
私には生まれて初めて出会う福井県出身の皆さんでした。
その奥さんが母との会話で、豊川は福井の気候と違って冬でも毎日洗濯物が外で干せて、毎日布団干しも出来て福井県には帰りたくないと言っていました。
私は「へぇー、」と思いました。
そんなことに関心するのが不思議だったのです。
そして同じものを見ていても違うことを考えるのが人間なんだな、とも思いました。
梅雨時期の青空を見ていつも晴天の続く冬の豊川の空を思い出していました。
ちなみに私は干してホカホカの布団が嫌いです。
熱くて眠りにつけません。
冷たい布団に潜り込み、徐々に自分の体温に近づいてくる布団の中が子どもの頃から好きでした。
まさか隣のおばさんは自分の話しを聞いている小学生がこんな事を考えていたなんて思いもしなかったことと思います。
人の頭の中なんてわかりっこないですよね。