山形からの便り
梅雨のこの時期の定期便です。
母の実家、山形県南陽市赤湯は山形県の南に位置する緑豊かなところです。
その名の通り温泉でも有名です。
当然水も空気もきれいです。
冬は雪が積もり、夏は暑く四季のメリハリがはっきりしています。
この土地で育まれる農作物が美味しくなるのは当然なのかも知れません。
しかしそれ以上に育てるおじさん達の努力は計り知れません。
子供を育てるのと変わらないかも知れません。
葡萄棚もサクランボの木も冬の雪下ろしをし、実が大きくなれば大雨、大風に気を揉み、まるで宮沢賢治の『雨にも負けず』の世界です。
今年も送って頂いたサクランボ、明日愛知まで帰った際に母の口に含ますだけでもしてこようと思います。
このサクランボが子供の頃の楽しかった思い出を少しでも引き出してくれたら嬉しいです。
おじさんも喜んでくれることと思います。