変わらぬ友
昨日、久しぶりの合気道の仲間に会いました。
不思議な出会いでした。
二年間単身赴任で在阪していたこの方は私の大学合気道部の先輩と同じ会社の同期生でした。
社会人になってから合気道と出会ったそうです。
単身赴任中に見つけた道場がたまたま近くにある木村師範の八尾道場でした。
そして、八尾道場で出会い、会話の中で先輩とのつながりを知り、二年間一緒に稽古して、酒を飲みました。
昨年10月に大学の合気道部創立60周年で東京の江古田で会っています。
これも不思議ですが、私たちの卒業した大学のすぐそばにお住まいです。
それから約一年、今度は大阪で再会でした。
普通に酒を飲んで、普通に話しをして大阪駅の改札で別れました。
以前、よく飲んでいた時のように。
合気道は少しだけ私が早く始めていますが、人生の先輩です。
互いに頼ったり、頼られたりとおかしな依存関係はありません。
合気道が好きでともに申し合わせて稽古に行く。
お互いに好きな酒を楽しく飲むために夜の街に繰り出す。
そこでは合気道の話しが中心で、難しい話しは一切ありませんでした。
気遣いをされる方です。
私も気を遣います。
そんなところに長く付き合いが出来る秘訣があるのかも知れません。
前回の続きですが、人づき合いは難しいです。
ストレス無く大切と思う人と長く付き合うには気遣いが必要です。
その気遣いはストレスとは違い、それがストレスと思えるならば長くする付き合いではないのかも知れません。
本当に大切と思える相手とこれからどれくらい出会えるかはわかりません。
たぶん減っていく、というより絞られていくのであろうと思います。
急に涼しくなり、夜に考え事をする時間が長くなっています。
最近私とは全く異なる思考回路を持って生きている人間がいる、認識されるはずのことが実はうわべの口合わせだけで全く認識が出来ない人間がいて驚かされています。
常識が全く違うのです。
違和感を時々持って付き合いしてきましたが、その違いの核心をつかむのに長い時間がかかりました。
でもそんな人間が少なからず世の中にいる事は事実です。
そんなタイミングに変わらぬ友と会うことが出来ました。
感謝するばかりです。
お互い飲み過ぎました。