スタンディングみや(でした。)

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十月つごもり

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十月もつごもり、明日から十一月である。

サラリーマン時代、この頃になってやっとスーツでの出勤が気にならなくなった。

以前はこの頃から冬物、毛織りのスーツを着ていたような気がする。

その頃のほうがやっぱり寒かったんだと思う。

そしてスーツは今より高価だった。

ボーナスでしか買えなかった。

でも今のスーツより丈夫でモノも良かったんだと思う。

20年前のスーツを今でも着ることがある。

刺繍で、買った時の西暦とイニシャルを入れている。

漢字で苗字を入れたこともあったが、祇園のクラブで知らない女の子に名前を呼ばれて、スーツの名入れが原因だと分かってイニシャルに変えた。

 

スーツは働く意欲を落とす道具だとずっと思っている。

クールビズで多少は変わったものの、汗を拭きながらの夏場のスーツ姿は訪問先に不快感を与えていたに違いない。

 

そして、ただ着ればよいというものではない。

スーツに合わせてワイシャツもネクタイも靴も靴下も考えなければならない。

相手に不快感を与えないのは当然であるが、共に行動する上司や仲間に恥をかかすわけにはいかない。

ワイシャツもネクタイも以前の方が高価だった。

クリーニング代もかかる、ずいぶん金を使ったと思う。

 

やっと今になって、あのお堅いバンカー達がそれも営業職が私服を認められたのを少し前のニュースで目にしてやっとこんな時代が来たんだ、と思った。

私服だからと言って、突拍子のない格好や会社の品格を落とすような格好をする人間は採用していないだろう。

スーツと私服の使い分けも出来るだろう。

仕事のしやすい格好でいいと思う。

 

そして会社のため、自身のために日々活動すべきだと思う。