ひるのいこい
秋の空気のなか昼寝をしていた。
正確には昼前だから朝寝かも知れない。
NHKのラジオをよく聴く。
つけっ放しだったラジオから『ひるのいこい』のテーマ曲が流れて目が覚めた。
このテーマ曲も古関裕而の作曲と最近知った。
NHKの朝ドラ『エール』に出る妻の古関金子はこのブログでも紹介したように豊橋市の出身である。
・以前のブログ
https://standingmiya.hatenablog.com/entry/2020/03/31/170256
それから身近に感じる古関裕而である。
ザ・ピーナッツが歌った『モスラ』から『オリンピックマーチ』、数多くの多彩な曲を生み出した天才と呼ぶべき作曲家であろう。
この『ひるのいこい』のテーマは私が物心ついた頃から聴いていたように記憶する。
父方の祖母の最後の看病に母が駆り出され、長野の山奥で私も長い間母と共に生活した。
その時の農作業の昼休みにいつもこの『ひるのいこい』のテーマ曲が流れていたのを憶えている。
『となりのトトロ』でお母さんの療養所の近くにサツキとメイが移り住んだあの田園風景が私が持つこの曲のイメージである。
朝寝の目覚めと共にいろいろな事が一度に私の頭を巡り、現実のチャンネルに頭を切り替えるのに少し時間がかかった。
秋は眠りが深くなり、物悲しさがいろんな記憶を呼び戻してくれる。