豊橋より春の便り
愛知県豊橋市は太平洋と三河湾が近く海の幸には恵まれた土地柄である。
豊橋で頑張っている地元企業に『ヤマサ』という江戸時代から続くちくわ屋さんがある。
季節毎に商品の案内を送ってくれる。
その挨拶に、NHKの新しい連ドラ『エール』の主人公古関裕而の妻金子は豊橋出身とあった。
そして『ヤマサ』の社長は『古関裕而さん金子さんをテーマとした朝ドラ実現を願う会』の会長を務めているともあった。
興味のない連ドラではあるが、古関裕而は知っている。
私としては『モスラの歌』が一番であるが、『長崎の鐘』も忘れることは出来ない。
この終戦を告げた長崎の悲劇をうたう悲しい歌詞に明るさを与える曲である。
『オリンピックマーチ』を作曲した古関裕而の連ドラをこのタイミングで計画していたNHKの目論見は外れてしまったのだろうが、元気の出る古関の曲で毎朝テレビの前のみなさんを元気にしてくれたらいい。
元気に一日がスタート出来る。
なんともまあ、美味そうに見える練物ではないか。
でも私はここでも書いているがこの練物が苦手である。
出てくれば食べるが、自分から買ってまで食べようとは思わない。
子どもの頃にたくさん食べた。
職業婦人の母は簡単なこのちくわやその仲間たちを食卓に並べることが多かった。
一生に食べる許容量に達したんだと思う。
ただそれだけである。
なんとも可愛らしい『さくら餅』である。
このコロナでヤマサの売り上げにも豊橋の経済にも影響はあるだろう。
そんななか、豊橋は『エール』で少し活気づいているのかも知れない。
インフルエンザ、コロナと続いて久しく母、兄の顔を見ていない。
こんな状態が長く続くのであろう。
でも、どうしても外に出なければならない人が必ずいる。
安心して外出が出来るルールを早く作ってもらいたいものである。
出来れば私が母、兄の顔を忘れてしまう前に作ってもらいたいものである。