夏の終わりに
日曜日、仕事を終えて稽古に向かった。
あの恐ろしい暑さが嘘のような冷たい空気に関西は包まれている。
お彼岸である。
辛うじて季節は損なわれることなく残っているようである。
道場までの道程を汗かくことなく歩けるのは本当に有難い。
元気な子どもたち、熱心な大人たちと三密を意識しながら稽古した。
来月から入会される方、そして復帰される方がいて、様子をみて日曜日はまた2コマに稽古を増やさなければならないかも知れない。
また日曜日が忙しくなる。
稽古が終わり家内と用事を済ませて遅い昼メシにした。
なんとなく疲れが抜けていくような気がしてレバニラ炒め定食をたべに『ミンミン』に寄った。
なんとなくビールも頼み稽古の疲れを感じた。
でも、夏の終わりのビールであった。
乾いた空気はビールの喉ごしをよくしてくれる。
レバニラも家内の冷やし中華も美味かった。
毎日いろんな事があり、バタバタと過ぎていく。
久しぶりにこのままダラダラと阿部野で飲み続けたかったが、締め切りのある仕事が待っているので帰った。
夏の終わりを感じつつ、次は秋を感じてゆっくり飲みたいものだと思いつつ天王寺からJRに乗った。