昨日は稽古の日
昨日は久しぶりに仕事は休みで遅れずに稽古に行くことが出来ました。
六十歳となり、私が社会人となった頃を思い出します。
先輩方は退社その日とともに完全にリタイアしていました。
その頃の六十歳は年寄りに見えました。
時代は変わり、私の目も変わったのでしょう。
周りを見渡しても、自分を見てもまだあの頃の先輩達のような年寄りには見えません。
しかし、それなりの負荷は身体に蓄積し、膝は軋み、腰は痛みます。
でも、まだまだ現役で稽古を続けます。
当時と今の六十歳の違いって何なんでしょう。
確かに寿命は延びました。
でもそれだけでしょうか。
私が二十歳だった1980年日本人男性の平均寿命は73.35歳。
2016年日本人男性の健康寿命が72.14歳です。
当時の平均寿命と今の健康寿命があまり変わりません。
現在は72.14歳で健康寿命を迎え、それから寿命である80.98歳まで9年近くをベッドの上か介護施設内か分かりませんが生き続けなければなりません。
私が入社当時見てきた先輩には破天荒な方が多かったようにも記憶します。
時代もあったのですが、まぁ、派手に飲みに連れていってもらいました。
太く短いタイプの先輩達でした。
今の同世代近辺を見渡して細く長いとは思いませんが小ぢんまりした方が多いかも知れません。
ボケずに病気にならずに元気に寿命を全うするには多少の運動を続け、食にこだわり、少しのストレスを抱えることが肝要かも知れません。
そして一日二杯の酒を飲み肴はとくにこだわらず、マイクはあっても無くてもよく、一年一度酔っ払う。
そんな時代おくれの飲み方をして、中ぐらいの太さで中ぐらいの長さをボケずに元気なジイさんで幕を閉じれるような生き方をしたいものです。