還暦の朝
六十回目の誕生日を迎えた。
台風10号の影響、白い雲の浮かぶ高い青空の下を濃い灰色の雲がずんずんと流れている。
十二の一巡を大事にするこの国の習いではあるが私には特に感慨のようなものは無い。
あるとすればいつも投稿している俳句サイトの年齢欄に六十代をポチッとしないといけなくなった。
これくらいである。
60と言えば定年の年齢、そんなイメージしか以前は持っていなかった。
しかし、老人は元気になり、国は元気がなくなり老人の力も必要となったわけでまだまだ頑張れる舞台はある。
大学合気道部の後輩から祝いのメッセージをもらった。
『お体に気をつけて、楽しんでください』と。
その通りだと思う。
楽しくなければ人生を歩む意味はない。
そのためには健康は必須である。