スタンディングみや(でした。)

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初夏の味覚

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昨夕届いた初夏の味覚の『筍』と格闘しました。

夜なべして下茹でして今日の昼にあわせて用意しました。

茹で上がったタケノコはトウモロコシと同様の甘みがあります。

同じイネ科の植物です、当たり前かも知れません。

イネ科ということは竹は樹木の仲間ではなく、草の仲間です。

それを初めて知った時には驚きました。

 

刺身のタケノコはその味にこれから来る夏を感じ、自然の甘みには再び驚くばかりです。

シャキシャキした歯ごたえ、これぞタケノコって感じでした。

煮ても焼いてもご飯と炊いても美味しい初夏の味覚でした。

 

放置竹林の整備の副産物としてこの時期だけの『筍』に舌鼓を打ちながら日々竹と格闘するNPOで汗を流す皆さんの事を思いました。

タケノコ堀りは早い朝からの作業です。

これも整備の一環です。

冬は寒いなか、夏は暑さと虫と戦わねばなりません。

竹林の伐採は危険で大変な作業ばかりです。

自然の循環を止めてしまわないために誰かがやらねばならない放置竹林の整備です。

ここまでやってきてやっと行政に認められるつつありますが課題はまだまだあります。

一つはこのタケノコが育った竹の処理です。

そしてそれを作業に従事する皆さんに還元する方法です。

まだその答えにはたどり着いていません。

簡単ではありませんが、この旬の味を広く万人に伝えてその価値を皆で認識するのもひとつの方法かも知れません。

 

協力せねばならないと思いつつも日々の生活に流されてしまっている自分に反省するばかりの立夏の今日です。