台湾の夕日
このブログに何度か登場していただいている黄絢絢さんから送っていただいた写真です。
台湾の淡水河の河口のようです。
黄さんは台北から地下鉄で向かう淡水にある老人ホームて生活しています。
御歳90才を超えている黄さんとは長く手紙のやり取りをしていましたが、ある時からLineの電話となり、今回は写真、動画、ボイスメッセージまで入ってきました。
なんでも前向きに取り組む黄さんですが、さすがに自分では操作出来ないとのことで老人ホームの職員の方の協力で送ってくれました。
100才を越えるまでお元気だった実母をこの老人ホームで看取り、そのまま黄さんがそこで生活しています。
お母さんのために独身を貫きました。
50年ほど前、豊橋に看護師の研修で台北大学病院から派遣された黄さんは世話焼きの私の母と昵懇となりました。
それから半世紀に渡り、父の死、母、兄、私と気にし続けてくれます。
昔の恩義を忘れずにお付き合い頂く義理堅い方です。
私の人生にも大きな影響を頂きました。
子供のいない黄さんにとって私は出来の悪い息子のようなもので心配なのでしょう。
でもそれが黄さんの元気の素にもなっているかも知れません。
厳しい私の台湾の母です。
黄さんのような明るい元気なお年寄りが私の目標です。
(二年前の来阪時のブログです。)