スタンディングみや(でした。)

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稽古終了

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今日日曜日は11時から稽古だった。

急に季節が変わったような空気につつまれた阿倍野の街を歩いた。

いろんなことを思い出しながら道場に向かって歩いた。

秋の訪れは人をセンチメンタルな気分にさせる。

なにを考えてもだ。

だから秋の夜長を虫は鳴き通すのではないだろうか。

秋の虫の鳴き声を聞いているとなにも考えないでいることができる。

コオロギのコロコロコロの鳴き声をなにも考えず、ただ聞いているのが好きだった。

 

道場で会った子どもたちは夏休み最後の日を迎えていた。

授業日数が足りなくて早く夏休みが終わってしまう。

明日が始業式だからなのか女の子たちは心なしか元気が無かったが、男の子たちはいつもの元気だった。

大人の作った都合で早く始業式を迎える子どもたちがかわいそうにも思えた。

 

一般では体験の女性が一人いらっしゃった。

熱心に私たちの説明を聞いてくれた。

一般の体験が増えており、ますますにぎやかな阿倍野道場になっていってもらいたいものである。

 

二部制に分けたため、稽古終了は午後2時半、外に出るとまだ乾いた空気が私たちを待っていてくれた。

まだ汗の残る額を撫でる秋風は気持ちがよかった。

家内と二人で天王寺駅に向かい阿倍野筋をあるいた。

 

道場を開いてやっと三年を迎える。

ずっとこんな繰り返しを続ける先輩諸兄を尊敬する。

私も体の続く限り稽古を続け、合気道を伝えていきたい。

そして私のような思いを持つ仲間がこの阿倍野道場から育ってくれることを願っている。

人に伝えるというのはそんなことなのかな、と最近思えるようになってきた。

 

さぁ、また来週からも頑張ろう。