スタンディングみや(でした。)

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栗の実にまつわるドラマ

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大切な研修がありました。

これまであまり時間に遅れたことは無かったのですが‥  。

遅刻してしまった。

以前ならば焦ったでしょうが睡眠不足で脳がうまく動いてないのか、まぁ、仕方ないなと会場までをトボトボと歩きました。

途中で栗の木を見つけました。

背の低い栗の木です。

私の手でも立派な栗の実に手が届くほどです。

 

しかし、上手く出来てます。

さすがに私にでも素手で手を出そうとは思わせない栗以上に立派なイガでした。

 

立ち止まって考えました。

自然界の中、このイガもものともせずに熊は冬ごもり前の栄養補給にこの栄養満点の栗を腹一杯食べます。

でも彼等、彼女等は自分の手の届かない栗はそのままにしておくでしょう。

そして残ったイガは弾けて栗は春に目を出すのでしょう。

でも、ここで不思議です。

果物の種子は鳥たちについばまれて、遠く離れた場所に芽を吹くことが出来ますが、栗はどうなんでしょう?

熊が咀嚼せずに丸呑みしたりするんでしょうか?

それとも自然界での栗は範囲を広げることは無かったのでしょうか?

桃栗三年柿八年と言います。

栗の実に初めて気づいてもそこにその栗の木が生えるためのドラマは三年前の事です。

父の実家の裏山にあった山栗の木を思い出しました。

あたりに栗の木はありませんでした。

あの小さめの山栗の実ならば間違って猿でも丸呑み出来るかも知れません。

そして移動中に消化不良を起こしてお腹が痛くなって小休止した場所だったのかも知れません。

 

今日の遅刻を反省しつつ、秋の夜長を栗がどうやって広がって芽を出すのか考えてみたいと思います。

 

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