スタンディングみや(でした。)

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今年最後のカレンダー

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月めくりのカレンダー、今年最後の一枚である。

サラリーマン時代、カレンダーは買うものではないとずっと思っていた。

年末会社に届くカレンダー、私たち営業マンが年末の挨拶方々持って行く自社のカレンダーと引き換えにもらって帰るカレンダーと手帳の数は膨大なものであった。

それを年末に社員に配ってくれるのだからカレンダーに金をかける必要など無かったのだ。

年末最終日の数日前くらいにその配布会は実施された。

それに金をかける会社、そうではない会社がよくわかった。

カラーの世界遺産であったり、日本の名山であったり、スポーツ選手、宝塚歌劇団などずいぶん金のかかったカレンダーがあった。

毎年毎年この会社のこのカレンダーと決めている社員からは営業マンへの催促があることもあった。

しかし人気のないカレンダーは誰にも相手にされずかなりの数が廃棄処分された。

今でもたくさんのカレンダーが廃棄処分されるのであろう。

 

日本の生産性の向上に寄与していると言えば聞こえは良いが、それでは間違っているように思う。

毎日口にする食の廃棄とは比べ物にはならないだろうが、もったいない話である。

カレンダー業界は最初から捨てられるカレンダーがある事を見込んでいるのだろうか。

売れた後のことは関係ないと言うだろうか。

近年は留め金部分も硬い紙でできた環境に優しいカレンダーも出ている。

カレンダー以外に使えるカレンダーが出てきてもいいのではないだろか。

 

先日、もと同僚の一級建築士を持つ運送会社の社長がこれからは設計段階で建物の解体まで考慮して設計するべきだと今後の環境と解体費用を重視した建築設計の話をしていたのを思い出した。

 

百円から買えるカレンダー、千円以上のそれと機能だけ言えば遜色はない。

何に重きを置くかだけであるのだろうが私には百均で買えるカレンダーで十分である。

ちなみに写真は百均で買ったカレンダー。

一年間活躍してもらいました。

ご苦労さま!