鳴門のワカメ
家内がやんごとなき用足しのために天王寺まで行った帰りに乾物屋で生ハムを買って来ました。
切り落としの安物と言っていましたが美味しい生ハムです。
今日はなんとなく、どうしてもワカメが食べたくて鳴門の塩蔵ワカメを
買ってきていました。
ワカメの料理と生ハムの料理、和と洋での愛称というばかりでなく取り合わせの悪い素材のような気がします。
でも料理の品数を増やすのは面倒くさくワカメで生ハムを巻いてみました。
塩の抜けた、それでも海の香りのするワカメと、少しきつい生ハムの塩味とがちょうどよい旨味となりました。
少しかけたオリーブ油がコクも生み納得の一品となりました。
料理は嫌いではありません。
家内と手分けしてできる時には必ず私が料理をします。
寝る、食べると生きることの基本を、ある時期にはどうでもいい事として寝ずに食わずに酒ばかり飲んでいた時期がありました。
今思えばそれも必要な経験だったんだと思います。
料理の大切さが健康のためだけばかりでないことも知りました。
やってみなければ分からない事もやってみなければ分からない人間もいます。
私は多分そんな人間です。
でもいつも思うのは、タイミングが合えばやるべきだ、と。
やらずに後悔するよりいいと思いますからね。