五月の稽古
合気道阿部野道場の稽古は五月も休みます。
二十歳で合気道を始めていろんなことを経験しました。
不思議ですが辛い事は記憶から消えています。
稽古は本来辛いものです。
そう思いやって来たことだから辛い記憶は無いのかも知れません。
今の私にとって合気道が生活の一部となっていても合気道が全てではありません。
合気道は私の人生の一部という言い方が正確かも知れません。
そして今人を教えることによって責任が生まれました。
今回の事は人の命の関わることです。
責任者として中途半端な決断は出来ません。
状況が落ち着いたところで100%安全な状態は待っていないでしょう。
現在のインフルエンザへの対応のようになるまでには時間がかかるでしょう。
ですから今回はここまで、先のことはその時に考えます。
今考えても仕方のないことを考えるならば寝ていた方が賢いです。
我が家の聡明な『トラ』はいつも寝ていました。
そしていいタイミングで登場したものです。
しばらくは『トラ』を思い出して見習ってみます。