スタンディングみや(でした。)

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母の日に考える

時々ここで母のことを話題としてあげるが、決して私はマザコンではない。

高齢化が進む日本の現状に我が家も直面し、心身ともに健全なまま老を迎えることの出来なかった母への思いを述べているだけである。

 

今年の母の日に自分の親に会えなかったのは私ばかりでなく、日本全国に大勢いたことであろう。

 

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そう遠くなくなってきた65歳以上の『高齢者』、この高齢者の中での要介護者が日本の人口の5%にのぼるとのこと。

 

そして、兄のような障害者が精神、知的、身体障害者で7%とのこと。

障害の重さや、兄のような身体・知的のダブルの人間、障害と老齢のダブルのカウントの仕方まで分からないが日本の人口の十人に一人くらいの人間が老齢や障害で介護無しでは生きていけない。

生産年齢人口で考えれば六、七人に一人くらいが介護が必要になっている計算になるだろう。

 

誰一人として介護を受けたくて今を生きている人はいないと思う。

母と兄の介護をし、今は側から第三者の目で見ながらいろんなことを考える。

考えても時間を遡ったり、もとに戻すことはできない。

 

一番は現状を受け入れること、それが自然な姿なんだと気付いて、あるがままでともに生きることだと思えるようになった。

かわいそう、と思う事が間違っていると気付いた。

 

今後、高齢者はさらに増え、いずれその中に私も仲間入りする。

誰もが避けて通れない事であり、ある程度の心積りを先輩から知識として得てから一度は体験してみるとよい事と『介護』を考える。

 

誰もがする事ではないが、『子育て』と通じるところがあるような気がする。