強く生きる猫

心斎橋です。

仕事があり、そのほかなんやらかんやらあって最近よく心斎橋に行きます。

私は大阪の人間ではありません。

人生の半分以上を関西で生活し、仕事してもなお、いまだに自分を大阪の人間とは思えません。

そんなアウトサイダー関西人の私から見て大阪らしさを感じるのはナンバ、心斎橋を中心にするミナミです。

長く梅田で仕事をして来ましたがキタはサラリーマンの懐には優しくはありませんでした。

仕事で良くない思い出があり、ミナミに逃げていた事情もあります。

キタの皆さんに叱られそうですがミナミの方が私にとって落ち着く場所が多いのは間違いありません。

心斎橋で時々元気なノラ猫を見かけます。

絵になる素敵な猫が多いですよ。

さだまさしの『にゃんぱく宣言』から漏れている猫たちですが、強く元気に生きています。

どこに寝ているのかとか、何を食べているんだなんてことは考えません。

強く生きている猫たちを見て元気をもらっています。

自分にも重ね合わせて今日のタキシードにも「頑張れよ、」と声をかけて写真を一枚撮らせてもらって別れました。

正直この猫の人生が気にならないと言ったら嘘になります。

こんな状態を作った人間には憤りに近いものがありますが、とりあえず今日の猫も幸せそうな顔をしていました。

猫も人間も同じです。

環境に適応出来るヤツは何処ででも強く生きていきます。

今日のこいつを見習ってストレス無く私も強く生きたいものだと思います。