茹で餃子を食べる
ひさしぶりに自宅で正月を迎え、年末からずっと食べ続け、飲み続けて胃の具合が悪くなってきたタイミングでゆで餃子を食べることにした。
白菜のみじん切りを軽く塩で揉み軽く水を切る。
白菜の半量ほどの豚ひき肉、生姜をたっぷり、オイスターソース、ごま油、砂糖少しを粘るくらいまで混ぜる。
あとは包む。
そのまま半分に、半月型で。
茹でますから、しっかりとじなければ。
鍋底にくっつかないようにたえず餃子を泳がせて。
浮かんでくればそろそろ。
一つ味見。
熱いうちに食べる。
私は酢とラー油だけ。
お好みでどうぞ。
ゆで餃子は餃子が麺類だと実感させてくれる。
ひだを付けて包むと密閉出来ないことがある。
白菜と豚の汁を閉じ込めるにはこの半月型が一番。
そして簡単である。
年の初めの晩餐はゆで餃子。
私の胃袋に優しいゆで餃子であった。
煮豚は私の胃袋が受け付けなかったが、我が家の新年の食卓はなんとなくチャイナの夜だった。
胃袋に優しい紹興酒を用意せず悔やまれたが、遅かった。