暮しの手帖
『暮しの手帖』を愛読しています。
子どもの頃からずっと家にありました。
その名の通り主婦相手の家庭総合雑誌、料理から地方の紹介、日用品の商品比較、エッセイなど肩のこらない写真と文章で構成されています。
食卓の片隅にいつもあっても違和感がありません。
現在は母の元へ先に届け、周回遅れの前号を家に置いています。
気が向けば母もながめることがあるようです。
私は最近では荻上チキとヨシタケシンスケの『みらいめがね』が気に入っています。
この『暮しの手帖』、当たり前の日常が舞台なのですが私の非日常的な生活の中では憧れの世界だと子どもの頃から思っていました。
心の均衡を保つ一冊でした。
安部譲二が塀の中でずっと読んでいたのもなんとなく理解出来ます。
傍にあるだけで安心出来る一冊です。