先輩と飲み考えた事
一昨晩久し振りにゼネコン時代の先輩にお会いしました。
お歳を聞くともうすぐ八十になるとのこと、二十数年前にこの先輩が今の私と同じ年齢の頃に若かった私は営業を仕込まれました。
24時間365日の営業でした、定石の無い奇想天外な営業は若い私には理不尽に思える事もあり喧嘩もしました。
しかしその時の学習は私に耐力と知力をつけてくれました。
今までの人生を乗り越えて来れたのはこの時の経験も大きいです。
スーパー営業マンであった先輩は数年前に大病をし、お世話になった奥様も患われ通院されているそうです。
永年酷使した心身が不調をきたしたり、不具合が出るのは誰にでも当たり前のことでしょう。
それに備えたり対処するのはあの時教えられた営業と同じです。
考えられるすべてに準備しなければなりません。
しかし、あの時にもあったようなそれ以上に不可測なことが起こるのが人生です。
私は当分の間は元気にやっていけそうです。
そんな頑丈な心身を授けてくれた両親に感謝しつつ不可測にも耐え得る心身をまだまだ鍛えて行かねばならないようです。
少なくとも先輩の年齢までは元気に仕事も合気道も続けたいものです。
人生100年時代なんてのは嘘だと思います。
ましてや日本が健康寿命が世界一なんて数字のマジック以外のなにものでもないと思います。
あと20年健康に生きる事が可能であればまだまだいろんな事が出来そうです。
そこまで誰にも負担をかけずやり切り、事切れるのが私の今の理想です。