秋の名残りの空気の今朝
サラリーマン時代のことを時々思い出します。
いろんな方と出会いました。
いろんな話しをお聞きしました。
ある会社の副社長には「もっと働け、寝ずに働け、棺桶に入れば思う存分寝ることが出来る。」と言われました。
よく働く方でした。
時間は関係ありませんでした。
小さな男性化粧品会社は世界的な会社になりました。
髭を生やした顎に手を当てたアメリカ男優が「うーん」と唸っているCMがありました。
ある社長には朝6時半に来いと言われて、副社長を連れて挨拶に行った事があります。
大阪支店の入っていたビルを建てた時です。
儲けている会社、伸びる会社は経営者が働いています。
朝も夜もありません。
営業職に就いてから個性の強い上司や発注者ばかりで大抵の異常を異常と感じなくなってました。
そして皆が口を揃えて言うのは『あきらめるな』でした。
私の知人が今、挫折しかけています。
一流のものを持っているのですが、少し時代が悪いのかもしれません。
完全にやめてしまうのではなく、時々口にされている複業もしくは副業であってもいいじゃないですか。
完全に消した火はもとに戻すのは容易なことではありません。
伝統工芸と同じですよ。
ここまで時間をかけてやってきた事を、その技術の積み重ねをゼロにしていけません。
次に始める人がまたゼロから始めていたら進歩というものがありません。
私が偉そうにモノを言える立場でない事は自分で分かっています。
でも、この歳になっていろんな事をやってきて、わかった事もあれば、やっと今自分のやりたい事に出会ったところです。
私も自分の夢を最後まであきらめません。
ご事情もあるでしょう。
出来れば完全に火を消さずに頑張ってみてください。