夢の言葉
昨日は早くから愛知にいる母、兄に会いに行き、急いでとんぼ返りをして我が家の愛猫トラを病院まで連れて行きました。
七年前父の危篤時に家内が父と約束して大阪に連れて来た2匹のうちの1匹です。
2匹のために一度引越しもしました。
家族同様に生活してきたトラの様子を見ているのは『辛い』という感情以外湧き上がって来ません。
たぶん喋れないからだと思っています。
ここまで来てしまったら本人がして欲しい事が出来たら一番良いのですがそれが叶わないのが辛いです。
めったに夢を見ないのですが夢の途中で目覚めました。
写真は母のいる施設のそばで写した写真ですが、この子猫が私に何かを語りかけてきました。よく喋べる子猫でした。
その声をよく聞き取ろうと側に寄ると子猫は私に聞こえる声で「聞こえなくてもいいんだよ。」と逃げて行きました。
家内のように今まで共に生きてきて目にしてきた行動、しぐさと耳にしてきた鳴き声で思いを汲み取る事が出来たらいいんでしょうね。
お母さんが赤ちゃんを育てるのと同じように。
それは成人した人間でも一緒だなぁと思います。
喋りたくとも喋れない人、喋りたくないから黙っている人がたくさんいますからね。
自然体で付き合っていればその声はそのうち聞こえてくるのかもしれません。