稽古と頭の体操
さて、今日は合気道の稽古でした。
仕事を終えて通天閣を横目に道場に向かいました。
子供たちと私より歳上の熱心な会員さんお二人が家内と共に稽古されていました。
お一方は初段、もうお一方も初段目前です。
ある程度合気道が分かってきているお二人です。
私の講釈が多くなりますが、若くは無いお二人です、技の理解から入っていただくのが一番近道です。
カラダで覚えていく時間はありません。
たまたま高齢者と後期高齢者のお二人のみでした。
なかなか無いタイミングで、こんな稽古もよいものだと思いました。
お二人にもよくご理解頂けたと思います。
合気道の稽古に限らないと思います。
相手に合わせての指導が大切です。
それも道場にやって来てくれた方々の顔を見てその時に考えなければなりません。
その時その時、その場その場の対応です。
普段の生活でやっていることです。
しかし、これも訓練です。
人に教える難しさはこんなところにもあります。
今日は私の頭の体操の稽古の時間でもありました。
さあ、来週から練習生の数は増えます。
習熟度の違う方々に決められた時間内でどれだけ納得して帰っていただけるか、私の頭の体操のステージは徐々に上がっていきます。