昼酒
朝、仕事を終えて以前お世話になった方とミナミで打ち合わせがあった。
時間は昼前、ビールを飲みながらの話となった。
不思議なもので、建設会社には昼酒を許す雰囲気があった。
朝から飲むのもなんの問題も無かった。
体質ではあった業界ではあるが続けていたら、今頃成人病オンパレードだったかも知れない。
なんでもほどほどが一番だろう。
しかし、渦中にいれば頭で分かっていてもそんなわけにいかぬこともある。
だから、これで良かったんだと思っている。
昼酒は私たちだけでは無かった。
ニューコロナが根付こうと、奴らがはびこる以前から酒好きは日本中、世界中にいた。
その酒好きたちが今、ニューコロナなど関係無いよと、以前の通りの飄々としたマイペースで動き出し始めた、そんな気がした昼酒の時間だった。